皆さんこんにちは!
木下馨です。
現在アメリカでは、11月に行われるアメリカ大統領選もたけなわです。
どちらが勝つにしても、日本は影響を強く受けるでしょう。
今回は、「アメリカ大統領」に関わる幾つかのジンクスについてお話したいと思います。
テカムセの呪い
アメリカ第9代大統領のウィリアム・ハリソン大統領から始まる「西暦の20の倍数の年」に選出された大統領が災難に見舞われる、という呪いとされる話です。
ウィリアム・ハリソンは、軍人から後に政治家になりました。
1811年「ティッぺカヌーの戦い」で、インディアンとの領土戦争で勝利を収めますが、そのときにショーニー族の酋長:テカムセを殺害します。
領土を奪われ、殺害されたテカムセは、アメリカ大統領に呪いをかけたことで、「20年ごとに選ばれた大統領」に不慮の死、もしくは不運を招かせるというものです。
実際、ハリソン大統領は、在任わずか31日で肺炎で死亡しています。
これはアメリカ大統領史上最短記録です。
そして、呪いかどうかは、不明ですがここから「不思議な法則」が始まった、とされます。
実際にどうだったか、みていきましょう。
1840年 – ウィリアム・H・ハリソン:1841年4月4日に肺炎で死去
1860年 – エイブラハム・リンカーン:1865年4月14日に暗殺
1880年 – ジェームズ・ガーフィールド:1881年7月2日に暗殺
1900年 – ウィリアム・マッキンリー:1901年9月6日に暗殺
1920年 – ウォレン・ハーディング:1923年8月2日に心臓発作で死去
1940年 – フランクリン・ルーズベルト:1945年4月12日に脳溢血で死去
1960年 – ジョン・F・ケネディ :1963年11月22日に暗殺
1980年 – ロナルド・レーガン:1981年3月30日に暗殺未遂
2000年 – ジョージ・W・ブッシュ:いくつか事故にあい急死に一生を得る※
※ジョージ・W・ブッシュ(ブッシュ・ジュニア):
2001年にはアメリカ同時多発テロ事件に遭い、ホワイトハウスへの攻撃はなんとか回避できました。
2005年グルジアで投げつけられた手榴弾が不発、イランでは記者会見中に靴を投げつけられる)
いかがですか?
「暗殺」と「暗殺未遂」が多いですね。
これは偶然でしょうか?
レーガン大統領は暗殺未遂で済んでいますが、晩年はアルツハイマーで苦しんでいます。
見方によっては、死ぬことよりも苦しんだかも知れませんね。
そして、今年は「2020年」になります。
まだ呪いは生きているでしょうか?
今アメリカは「二分」されています。
どちらにしても、危険要素は多いことは予想できます。
トランプ大統領になれば、どんな「災難」がやってくるでしょうか?
それは「コロナウイルス」かもしれません。
また、アルカイダ掃討作戦の「復讐戦」かもしれません。
また、おもいがけない「暴力」に遭うかもしれません。
バイデン大統領ならどうでしょうか?
その高齢から身体的な健康状態は大丈夫でしょうか。
セクハラのスキャンダルはいくつか出ていますし、子息のウクライナスキャンダルも見え隠れします。
また、銃の規制をするようなら、反対意見も多いですし、一部過激派が暴発するかも知れません。
オハイオ州を制する者は大統領になる
1964年以降、「オハイオを制した者が大統領になる」というジンクスがあります。
近年では、2000年と2004年には、ジョージ・W .ブッシュがオハイオ州を制します。
2012年にオハイオ州は、オバマを支持。
2016年には、トランプ支持に回ります。
そして、オハイオ州は、歴史上7人の大統領を輩出していますが、驚くべきことに、上記の「呪い」と関係する大統領がまた多いのです。(太字で表示)
その7人とは
18代大統領ユリシーズ・グラント
19代大統領ラザフォード・ヘイズ
20代大統領ジェームズ・ガーフィールド
23代大統領ベンジャミン・ハリソン25代大統領ウィリアム・マッキンリー
27代大統領ウィリアム・タフト29代大統領ウォーレン・ハーディング
また、なんとバージニア州生まれの9代大統領ウィリアム・ハリソン(上記のテカムセの呪い)も、人生の大半をオハイオ州で過ごし、オハイオ州内に墓があるそうです。
そして、その孫はオハイオ生まれ、上記の23代大統領ベンジャミン・ハリソンになります。
いかがですか?
となると、「オハイオ州を制する」「オハイオと関係&縁がある」「大統領が」「不運&不慮の事件、事故」に遭う確率が高くなるということでしょうか。
信じるか、信じないかはあなた次第ですが。
本日はここまで!
次回も大統領にまつわるお話をしたいと思います!!