みなさんこんにちは!
木下馨です。
本日からブログを再開させていただきます。
昨今のコロナウイルスは、すでにパンデミック(世界的流行)と言って良いほどの感染症になっています。
第一次世界大戦末期に流行した「スペインかぜ」は全世界で5千万人から1億人が亡くなったとも言われています。
さて、ウイルスとの戦いは人類の戦いの歴史でもあるわけですが、現在の状況を予測したような小説や映画もいくつか存在します。
みなさんがご存知なのは「アウトブレイク」(1995年ワーナー・ブラザース)や、「復活の日」(小松左京原作;1980年角川映画)でしょうか。
年代によっては、他の細菌や感染の映画を思い出す方もおいでになることでしょう。
今回のクルーズ船の対応を見て、私が思い出した小説は、ジョン・J ・ナンス原作の、「着陸拒否」です。
急病人がでた66便はロンドン:ヒースロー空港に緊急着陸を試みますが、あるウイルスに感染している、ということがわかり着陸を拒否されてしまいます。
その管制塔との交信がCNNにスッパ抜かれると、欧州の全ての空港はどの国も着陸を拒否する、というものです。
これに各国&C I Aの陰謀も絡まるサスペンスになっています。
今回の新型コロナウィルスでは、クルーズ船はなんとか港に着岸できましたが、もし旅客機だったら・・・。
そしてもう1つは、私の大好きな作家、ブライアン・フリーマントル原作の「シャングリラ病原体」。
「チャーリー・マフィン」シリーズは全て読破しましたが、その話題は別の章で。
これは、地球温暖化によってシベリアの永久凍土や南極&北極&グリーンランドの氷床が溶け出し、何万年も閉じ込められていた病原体やウイルスが解き放たれて人類に襲いかかるというもの。
この病原体に罹るとわずかな期間で老衰死してしまう。36歳の科学者がわずか5日間で90歳に。
考えてみると確かに古代人や、例えばマンモスが氷の中から発見されたとしても、その「死因」は不明なものも多いはずです。
もしかすると「未知の病気」で亡くなったのかもしれません。
前述したようにウイルスと人類は戦いの歴史です。
どちらも「ハードルがあれば越えよう」とするところは共通点とも言えるでしょう。
でも負けるわけにはいきませんね。
世の中が早く収束に向かうように、できることから協力していきたいものです。