皆様、こんにちは!
木下馨です。
今回のブログは、少しビジネスに焦点を置いてみたいと思います。
私が読んだ本の中で、本の内容について今でも心掛けており、その本によって取組が変わったオススメをお話ししたいと思います。
『1440分の使い方』ケビン・クルーズ著
まずこの本です。
24時間は、分に直すと「1440分」になります。
この本のテーマは貴重な時間の使い方、ということなんですが、この本を読んだ時、「目から鱗」の衝撃でした。
時間というものがいかに貴重だということは、賢人の多くが人類発祥の昔から、もちろん今でも全く同じ価値を有する名言を残しています。
時間を自分のものにしてしまえば、多くの人が、一年でできることを過大評価していること、そして、十年でできることを過小評価していることがわかるだろう。
アンソニー・ロビンス
この地上で過ごせる時間には限りがあります。
本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。
スティーブ・ジョブス
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
マハトマ・ガンジー
わかっていたつもりですが、「2度と戻ってこない」時間を無駄にしていたことをこの本は気づかせてくれました。
私がこの本を読んで変えたことをいくつか挙げてみます。
1)TO DOリストをやめて、全て予定表に入れる
2)1週間で「絶対に自分の時間枠」を設ける
3)「1度しか触らない」
4)「毎日のテーマを決める」
5)手帳やノート、を必ず持ってメモをマメにする。(気づいたことなども)
6)朝の時間の重要性を認識する
といったところでしょうか?
また、本の中に出てくるエピソードも印象的でした。
●マリッサ・メイヤー(当時のYahoo CEO)の1週間の会議の進め方や数(1週間に約70の会議をこなした)。
●シェリル・サンドバーグ(Face Book CEO)は必ず17:00に帰宅し、18:00に家族と夕食をとる。
●インテルCEOだった、アンドルー・グローブは「8時に出社して18:00に帰宅する」などなど。
とてつもなく大きな組織のトップとして超多忙であろう人たちが、キッチリ時間を大切に、そして有効に活用しているところも驚きとともに、なるほどと思えるものでした。
私は、私とお話した方々には、ことあるごとにこの本を勧めています。単行本でもKindle版、あるいはCD-ROM版もあるので一番自分にあった物を選択できますので、気になる方は、ぜひご一読ください。
ちなみに木下はCD版を車の中で、それこそ何百回も聞いています。
『スライトエッジ 小さな習慣の驚くべき威力』ジェフ・オルソン著
2冊目はこの本です。
この本は、日々の小さな習慣がやがて大きな成功に導くということを伝えています。
例えばこの本を読んで木下が変わったことは、
1)お風呂で本を10ページは読む。
これを心がけています。
「1日10P」の積み重ねは、1年で「3,650ページ読破」できることになります。
2)1行でも良いので、必ず1日を振り返って日記をつける。
まさに人生の歩みを記録できます。
10年後に読み返すのが楽しみです(にっこり)。
悪い習慣を断ち切るのにも役立ちました。
例えば、
「電車に乗るとスマホでゲームをやる」
「家に帰宅すると必ずTVを見る」などを、
「スマホで最新のニュースを確認する」
「T Vは見ない」
とするだけで多くの「時間」も有効に使えることに気づきました。
アメリカ人は、月平均約200〜250時間はTVを見ているそうです。
日本人もスマホやゲームなど入れれば、このくらいの時間を費やしているかもしれません。
この時間が、10年、20年続くのであれば「もっと大切な」ことに活用できることになります。
語学の習得や、資格の勉強などですね。
この2冊を読んで、私が決めたことがあります。
主に仕事のことですが、
「1つの事に集中する」
「一途であれ」
ということです。
そして、前述のアンドルー・グローブの言葉ですが、
「18:00に帰宅するのは、仕事が終わったから帰るのではない。仕事は決してなくならない。私が帰宅するのは疲れたから帰宅するのだ」
結構、これが響きました。
加えて、この本の直接的影響ではないですが、「言葉」は大切ですから、「忙しい」(いそがしい)とは言わないようにしています。
なぜなら、「忙しい」は、「心」が「亡びる」と書きますから。
そういう時は「立て込んでいる」(たてこんでいる)と言うようにしています。(ニッコリ)
本日は、ここまで。
また、お会いしましょう!!!